長次官級高位公務員の賃金凍結に

政府は12日、中央部署の長次官級公務員や1級独立機関長等、254人の高位公務員の来年度の報酬を今年の水準に凍結することにし、来年の予算案に反映される報酬引き上げ分を自主的に返納することにした。

政府はこの日、政府中央庁舎で李漢東(イ・ハンドン)総理主宰で開かれた国務会議において、国務委員決議形式でこれを決定した。

呉弘根(オ・ホングン)国政弘報処長は、「わが国の経済社会が対内外的に苦しんでいる状況で、国政運営を担当している高位公務員から率先して苦痛を分担し、経済活力の回復に尽力するきっかけにする意味でしたこと」と背景について説明した。

呉処長は「しかし、現在国会で審議中の政府予算案を政府自ら削減するという意味ではない」とし、この決議が士気向上のための中下位職公務員の賃金引き上げとは無関係であることを示唆した。

夫亨權（ブ・ヒョンゴン）記者 bookum90@donga.com