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斗山、財界8位に急浮上

Posted December. 13, 2000 15:26,   

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ドゥサン(斗山)は、韓国重工業の引き受けを通じて、資産が7兆6000ウォンから11兆6000ウォンへと大幅増える。

資産を基準にした財界のランキングが12位から8位に急上昇して10大グループの仲間入りを成し遂げる事になる。

LGとSKの一騎打ちになった次世代移動通信(IMT-2000)の事業者選定の結果が15日、発表されると、4大グループの地図も書き直さねばならない。ドゥサンと共に`リストラ作業の模範生'として評価されるハンファ(韓国化学)は、大韓生命(デハンセンミョン)の引き受けに強い意欲を見せている。

現代(ヒュンダイ)グループの経営権争いによって触発された財界の情勢変化は、中堅グループの躍進と共に財界3、4位グループの奮発により地殻変動を起こしつつある。

▽リストラ模範生の躍進

外為危機に立たされる前に早くからリストラ作業に乗り出したドゥサンは、3M、コダック、ネスレーなどの核心事業までを売却してゼイニク減らしを断行した。

それが実を結び、昨年末現在の資産7兆6449億ウォンに売上げ3兆6532億ウォン(当期純益5908億ウォン)の優良企業として生まれ変わった。とはいえ、これといった看板事業のない点はグループとしても悩みのタネ。

結局、未来事業として重工業の発電設備部門を決め、いよいよ韓国重工業を引き受けることに成功したため、新しい跳躍への地歩を固めた。

ハンファはハンファバスプや精油などの核心事業を売却したため、現在の主力業種は石油化学に縮小された状態。リストラ過程で確保した資金をテコにして、海外の金融機関とコンソーシアムを構成し、大韓生命の引き受けに乗り出す態勢を整えている。

リストラ本部のジョン・イマン常務は「大韓生命を引き受ければ、証券と投信運用をまとめて競争力のある金融グループに育成する、これがグループの構想だ」と説明し、「政府の方針が決まり次第に引き受け作業に乗り出す考えだ」と付け加えた。

`現金の多い金持ち'として知られたロッテの動きもシン・ドンビン(申東彬)副会長の経営一線への登場と共に注目を浴びている。ロッテ側は当分の間流通とレジャーに主力する方針だと主張するものの、財界の一角ではホームショッピング分野への参入と共に公企業の引き受け説も根強く出回っている。

▽LG・SK、「通信の盟主、譲れない」

国内通信市場の大変革をもたらすIMT-2000事業者の選定問題と関連して、財界3位のLGと4位のSKが繰り広げる競争ぶりは、`IMT牧場の決闘'に例えられるほど激しい様相を呈している。

LGのカン・ユシクリストラ本部長は「LGがIMT-2000事業で脱落することは一度も想像したことがない」と強い自信感を表明した。SK側も「011で蓄積されてきた移動通信のノーハウがあるため、少なくともLGに押されることはないはずだ」との立場である。

未来の核心事業として情報通信とバイオを設定しているLGとしては、IMT-2000事業で脱落する場合、通信サービス部門が抜けてしまい、リストラの下地を全面的に修正しなければならない状態。SKも通信分野の領域が縮小すれば、4大グループとしては事業構想やグループのイメージがダウンする始末になる。

4大グループの中で現代は、自動車系列が分離して規模が縮小された上、現代建設の流動性危機などの悪材料が重なってやや拍子抜け状態。三星(サムスン)グループのある役人は「今週は財界のバランスを変える運命の一週になる」とし「IMT-2000競争で勝利を博するグループが今後三星と共に財界を先導するリーダーグループとして浮上するに違いない」と語った。



朴元在(パク・ウォンジェ)記者 parkwj@donga.com