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金大統領:「ノーベル賞受賞は韓国民と歴史に対する評価」

金大統領:「ノーベル賞受賞は韓国民と歴史に対する評価」

Posted December. 14, 2000 18:07,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は、ノルウェーで開かれたノーベル平和賞授賞式出席とスウェーデン公式訪問を終え、14日昼帰国した。

金大統領は城南(ソンナム)市のソウル空港で開いた帰国報告で「国民に約束した通り、国政改革を徹底的にやり抜く」と語った。金大統領はまた、「国民が経済の行方に対して大いに心配していることを承知している」と述べ、「改革を速やかに完遂し、健全な経済基盤を固め、国民生活を安定させることに全力を尽くす」と決意を明らかにした。

金大統領は続けて、「特に中産階級と庶民の苦しみを軽減するために多角的に努力する」と述べ、「しかしこれは、政府の努力だけでは足りず、全国民が力を合わせた時に初めてこの困難を克服することができ、すべての人が自分の役割を誠実に遂行しなければならない」と強調した。

そして金大統領は、「世界は韓国民の底力を我々が考えている以上に高く評価している」と述べ、「できるという信念を持てば、改革はやり抜くことができる」と語った。

ノーベル賞受賞に対して金大統領は、「今回の受賞を契機に、朝鮮半島の平和問題は世界の人々の主要関心事になり、これは北朝鮮にも大きな影響を与えるもので、朝鮮半島の平和定着に計り知れない大きな力になったと確信している」と語った。

金大統領は「この賞は決して私個人にだけ与えられた賞ではなく、平和を愛し、人権と民主主義のために戦ってきた我々国民と歴史に対する評価であり、我が民族が半世紀ぶりに和解、協力の道へと歩みを進めていることに対する尊敬の表われだ」と語った。