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来年医療保険料 会社員21%、地域医保15%引き上げ

来年医療保険料 会社員21%、地域医保15%引き上げ

Posted December. 14, 2000 18:37,   

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来年1月から医療保険料が、会社員は21.4%、地域医療保険加入者は15%引き上げられる。会社員の場合、現在の保険料より約9000ウォン、地域医療保険加入者は約4600ウォンをさらに毎月払うということになる。

保健福祉省と国民健康保険公団は14日、健康保険財政運営委員会を開き、今月分(来年1月納付)から適用される地域医療保険料の引き上げ率を15%に決め、サラリーマンは全収入の3.4%(現在2.8%)を医療保険料として払うようにした。

これにより、地域医療保険加入者の医療保険料は、月平均3万868ウォンから3万5498ウォンに、会社員は4万1897ウォンから5万863ウォンに引き上げられる。地域医療保険加入者のうち、農漁村民のための保険料割引幅は15%から22%に上げられ、実質的な引き上げ率は5.5%になる。

財政運営委員会は会社員の保険料負担が増える点を考慮し、保険料が20%以上上がる場合、引き上げ分全額を軽減する、または健康保険法を改正し、来年1年間の保険料率を現在のように2.8%で維持するという2つの方案を政府に提案した。

一方、福祉省は法改正の代わりに、月当たりの所得増加と保険料率の調整により保険料が20%以上上がる会社員に対しては、引き上げ分の50〜100%を1年間軽減する方案を検討中である。

財政運営委員会は、「公団側は医薬分業による医療報酬引き上げなどを考慮し、地域医療保険料を約20〜36%引き上げる方案を提出したが、物価上昇率と保健適用拡大分などを考慮して、引き上げ幅を決めた」と明らかにした。

しかし地域医療保険は、今年末に財政が底を尽き、積立金まですべて使い果たし、その結果1400億ウォンの累積赤字が見込まれるため、来年上半期中の保険料追加引上げが不可避であるのが実状だ。



宋相根(ソン・サングン)記者 songmoon@donga.com