原油価格20ドルに暴落

1バレル当たり30ドルを超えていたドバイ産油価が今月末だけで10ドル近く下落した。

14日韓国石油公社によると、韓国の主要輸入油種であるドバイ産原油価は13日現物市場で、1バレル当たり20．30ドル、8ヶ月ぶりに最低価格を記録した。ドバイ産原油は、イスラエル−バレスタイン間の武力衝突により、9月に1バレル当たり29.98ドルに暴騰したのに続いて、10月30.55ドル、11月30.33ドルと2ヶ月連続30ドル台の高値行進を続けてきた。

石油公社は「10日以上中断していたイラク石油輸出が再開されたところに、ドバイ産原油の来年1月引き渡し分の取り引き終了日が近づき、下落気味になった」とし、この先一定期間、1バレル当たり20ドルの線で安定するだろうと見ている。

李炳奇（イ・ビョンギ）記者 eye@donga.com