韓国の金大中(キム・デジュン)大統領は、年末の臨時国会が終り次第、与党民主党と青瓦台(チョンワデ・大統領府)に対する大々的な改革を断行する予定である。改革時期に於いては、来年初旬にずれ込む可能性もある。
金大統領は来週、野党ハンナラ党の李會昌(イ・フェチャン)総裁と、第2野党自民連の金鍾泌(キム・ジョンピル)名誉総裁に会い、政争の中断と包括的な政策共助案について話し合い、自民連の議員らの入閣問題についても協議する方針だ。
金大統領は、民主党の代表席に於いて、ハンナラ党及び自民連との関係を考慮して、党内の幹部を優先的に検討しており、党の3役に対しては一斉交代が不可避だと認識しているらしい。
また、改革と関連して、経済チームと外交安保チームは改革の可能性が高いと見られている。時期については、与党と青瓦台の改革と同時に断行する案と、4大改革が終った直後の3月に断行する案が、検討されている。青瓦台の場合、首席秘書官の何人かが交代される見込み。