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検察・警察、自殺サイトの捜査に着手

Posted December. 17, 2000 19:23,   

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検察と警察は、最近世間を騒がせているインターネットの自殺サイトについて集中的な捜査を行っている。

検察のこのような動きと関連し、幾つかの自殺サイト運営者は「自殺サイトは自殺防止が目的であるため、検察・警察による閉鎖命令には従わない」という意見を自身のホームページで明らかにするなど、混乱した様子を見せている。

ソウル地検コンピューター捜査部は17日、「自殺を誘導したり、嘱託殺人に利用されていると言うサイトの正確な実態を把握している最中だ」と明らかにした。検察は、30余りある韓国の自殺関連サイトの中で、“自殺を試みた経験、自殺の方法”などを主な内容とした書き込みが多数掲載されている6、7個所のサイトを集中的に調査している。

ソウルのノウォン警察署は、「自分を殺して欲しい」というK氏から現金を受け取り、殺害した疑いで15日に逮捕されたY氏(19)が、「K氏以外にも携帯電話とEメールによって、10人以上と連絡を取っている」という事実を明らかにし、この中にはK氏をY氏に紹介したとされている自殺サイトの会員K氏(23)も含まれており、彼女に関しても調査中だと明らかにした。

ソウル警察庁のサイバー犯罪捜査班も、「インターネット自殺サイトの実態を把握するため調査に着手し、自殺サイトに自殺を誘導する書き込みをした人々の名簿を作成中だ」とし、「オフラインの集まりを持つサイトの場合、集まりの目的と活動などを知るためにサイトの運営者を召還する方針だ」と述べた。