企業の景気見通し、今後も悪化

製造業界は、最近の景気に対して、どんどん悪化していると感じていることが調査で分かった。製造業者は、今年の第４−四半期の企業景気が第３−四半期に比べ、すでに悪化していると感じており、来年度の第１−四半期にはより悪化するであろうと見通した。

韓国銀行は18日、売上げ高15億ウォン以上の2893社の製造業界を対象に企業景気実査指数(BSI)を調査した結果、第４−四半期のBSIは75で、第３−四半期の97に比べ急落していることが明らかになった。

来年第１−四半期の製造業の展望に対する設問についてはBSIが67に止まり、第３−四半期の107から大幅に下がった。特に、輸出企業より内需企業の景気展望が一層悪くなるだろうとみている。輸出業界の来年度の第１−四半期のBSIは84である反面、内需企業は67まで落ちた。

BSIとは、景気に関する企業家らの意見を指数で表示したもので、100より高ければ、景気が良いと見る企業が多数であることを示し、それ以下であると反対の意味となる。