韓国法務省は21日、2001年度が韓国訪問の年であることと2002年に行われる韓日ワールドカップサッカー大会および釜山アジアゲームの開催を控えて、ボスニア・ヘルツェゴビナとアルバニア国民に対して無査証入国を承認し、日本人に対してもビザを不要とする入国期間を2002年末まで2年間延長する方針だ。
法務省関係筋は「アルバニアなど2ヵ国は韓国との貿易量が増えつつあり、日本の場合は観光客の誘致の拡大と韓日のワールドカップの共同開催を控え両国間の協力ムードを広げるための措置だ」と説明した。
日本の場合、韓国国民に対して無制限、無査証入国を容認していないため、韓国も相対主義原則に基づいて日本国民に対する無査証入国期限を1年単位で延長してきた。
今回の措置にそって、韓国の無査証入国許可が出ていない国家は、世界190ヵ国中のうち、28か国へ減った。
申錫昊(シン・ソクホ)記者 kyle@donga.com