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韓赤事務総長、電撃解任

Posted December. 21, 2000 18:55,   

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大韓赤十字社(総長:張忠植[チャン・チュンシク])は21日、南北赤十字会談における南側首席代表を務めてきた朴基崘(パク・キリュン)事務総長を電撃解任し、後任者が任命されるまで姜大万(カン・マンデ)韓赤企画管理局長が職務を代行することになった。

朴総長の辞退問題で表面化した韓赤内部の摩擦は、朴総長の解任によって一段落したが、これを機に、南北関係における韓赤の役割探しと内部改革に対する要求が強まるものと見られる。

張総裁は同日、「人事慣行に従った事務総長の交替について『朴総長がマスコミに歪曲して語ったのは容認できない』という室長・局長クラスの建議を聞き入れて、朴総長を解任した」と明らかにした。

張総裁は自身の去就については、「赤十字内部と南北間の仕事が整理されてから去就を決定するつもり」と述べ、今すぐの辞退の意思はないことを明らかにした。

朴事務総長はこれに対し、「30日に辞表を提出することにしただけに、21日に辞表を提出してほしいという張総裁の要求を受け入れることはできない」と反発した。

二人の間の摩擦は、張総裁の北朝鮮卑下発言に対する北側の反発に対応する過程で、対朝遺憾書翰が朴総張名義で秘密裏に北側に送られ、第2次離散家族相互訪問の際、朴総長の薦めで張総裁が日本行きの候補に上がるなどの過程で溝を深めていった。