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為替5日連続上昇、1258.5ウォンで引け

為替5日連続上昇、1258.5ウォンで引け

Posted December. 27, 2000 09:58,   

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為替が5日連続にウォン安になり、27日、1ドル当り1258.5ウォンで終了した。この日の為替は、東京外国為替市場で円ドルレートが16ヵ月ぶりに1ドル当り114円台を突破したことから、一時期1275ウォンまで上がった。浦港製鉄などの公企業が1億〜2億ドルを供給する方式で市場に介入し、上昇幅が多少落ちたが、レートは続けて上昇した。

27日の終値の1258.5ウォンは、98年11月20日(1263ウォン)以来、25ヵ月ぶりで最も高い水準。為替は今月19日から5日続けて上昇し、53.0ウォンも上がった。

この要因には、韓国の大手グループSKグループなど、精油会社が5000万〜1億に相当するドルを買い、為替上昇を予想した輸出企業などがドルの売却をはばかるなどの要因が作用した。

為替が1270ウォン台まで上昇したため、浦港製鉄などが1億〜2億ドルを供給し輸出企業も売物を出すなど、午後3時以後、急落したため、この日の為替の騰落幅は18ウォンにのぼる。

韓国銀行の李昌馥(イ・チャンボク)為替市場失室長は「公企業がドルを供給したため、需給が均衡になった。さらに短期急騰に対する警戒心理も多かったため、一段落されたとみられる」と分析した。外換(ウェファン)銀行のイ・ジョンテ為替ディーラーも「レートの急騰が収まったことから、28、29日の二日間、輸出企業がネゴ物量を出すと予想され、1275ウォンは短期的に終る可能性が高い」とし、「しかし為替は短期的には安定するが、中長期的には再び上昇する可能性がある」と見通した。



ホン・チャンソン記者 hcs@donga.com