Go to contents

10大企業、市場価総額も「紙切れ同然」

Posted December. 28, 2000 12:14,   

한국어

株価下落は10大企業も、お手上げの状態。 大宇〈デウ)を除いた10大企業の株市場価総額は、年初めに比べて80兆ウォン(約8兆円相当)以上、大幅減少した。株の減少金額から見ると、株の市場価格総額1位である三星(サムスン)が、減少率ではLGが各々1位になった。

▽株の市場価格総額が半分に減少

1月4日、158兆7740億ウォンだった10大企業の市場価総額は、株市場の閉めである12月26日現在、76兆7221億ウォンに減少。 ほんの1年で82兆513億ウォンが消えた格好。株価の平均減少率は51.7%と、上場会社全体の市場価格総額の減少率(47.4%)よりも、むしろ高かった。これにより、全体市場価格総額で10大企業が占める比重も年初めの44.4%から40.8%へと、やや低くなった。

株の市場価格総額が10兆ウォンを超える企業も年初めには、サムスン、SK、LG、現代(ヒュンダイ)の4つの企業だったが、サムスンとSKだけが残った。

株の市場価格総額1位であるサムスングループは、年初め71兆8286億ウォンだった市場価格総額が、37兆7879億ウォンで、34兆ウォン以上減少した。

LGグループと現代グループの株の市場価格総額は、年初めに比べて70%以上減少し、4分の1まで縮まった。

これに比べて、ロッテとSKは、各々26.6%と31.4%の減少に止まり、相対的に減少率が低かった。

▽順位には変化なし

各企業は、株の市場価格総額の減少率に多少差はあるが、順位の変動はない。サムスン、SK、現代、韓進(ハンジン)が株の市場価格総額1〜5位を守った。

ただ、今年8月に「公正取引委員会」から系列分離の承認を得ている「現代自動車」が、現代グループから切り離された場合、来年末の順位に変動が予想される。

サムスングループが株の全体市場価格総額の19.9%を占めて、1位を固持した。サムスンは株の市場価格総額の上位20位の中に、サムスン電子(1位)、サムスン電気(14位)、サムスンSDI(15位)、サムスン証券(17位)、サムスン電子・優先株(20位)の5種目が続いた。

SKは、SKテレコム(2位)、SK(19位)。LGは、LG電子(18位)だけが20位入りした。

株の市場価格総額1位である「サムスン電子」の市場価格総額は23兆8959億ウォン。数字上ではサムスン電子を1社売却した金額で、 LGグループ(5兆8523億ウォン)と現代グループの上場会社全体(4兆8167億ウォン)を全部買い取っても、10兆ウォン以上余る計算だ。



洪錫鏜(ホン・ソクミン)記者 smhong@donga.com