Go to contents

韓国、世界株式市場の中で最悪の下落率を記録

韓国、世界株式市場の中で最悪の下落率を記録

Posted December. 29, 2000 19:15,   

한국어

今年一年間、世界主要株式市場の中で、韓国の株式市場が最悪の実績を記録、逆に中国の上海B株式市場が最高実績を記録したことが、28日公開されたメリルリンチ社の調査結果で明らかになった。

メリルリンチ社の集計によると、昨年5位の指数上昇率を記録した韓国の株価指数は、今年一年間で50.9%も下落し、調査対象国のなかで最下位の38位へと転落した。

中国の上海B指数は、136.6%上昇し、昨年の22位から1位へと急上昇し、アイルランド(11.7%)、スイス(5.5%)、カナダ(4.2%)、イタリア(3.2%)、イスラエル(1.5%)がその後に続いた。世界38ヶ所の主要証券市場で、これら6つの市場だけが指数上昇を記録した。

米国のS&P500指数も10.5%下落し、去る1977年以来最悪の実績をみせ、18位となった。日本の日経株価も昨年37%の上昇をみせたが、今年は26%下落し、32位と低調な結果に終わった。

最下位圏に転落した株式市場は、アジア諸国では韓国を筆頭に、タイが45%、台湾が44.1%、インドネシアが38.5%の指数下落を記録した。

メリルリンチ社は「今年の株式市場は、1990年以降最も最悪な年であった」とし、「来年上半期まで株式市場は弱勢を見せるが、2001年の暮れ頃には上昇に転ずるだろう」と見通した。