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金大統領:「4大改革の徹底が証券市場を浮揚させる」

金大統領:「4大改革の徹底が証券市場を浮揚させる」

Posted December. 29, 2000 19:43,   

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金大中大統領は29日、「4大改革を徹底することが、証券市場を浮揚させる根本的な対策だ」と述べ、別途証券市場浮揚策を実施しないことを示唆した。

金大統領はこの日昼、青瓦台(大統領官邸)で民主党4役から報告を受け、「『証券市場浮揚策の早期実施を』という李相洙(イ・サンス)総裁特報団長の建議に対して、このように答えた」と金榮煥(キム・ヨンファン)スポークスマンが伝えた。

金大統領はまた、「政権の命運をかける覚悟で金融リストラに臨む」とし、「金融リストラが失敗すれば4大改革も失敗に終わることになり、経済回復は困難になるだろう」と述べた。

金大統領は続けて、「党が金重權(キム・ジュングォン)代表を中心に団結し、良い政策によって国民に希望を与える仕事をしなければならい」とし、「可能ならば党務は、皆さんが自律的に処理できるようにする」と述べた。

金大統領はこれに先立ち果川(クァチョン)政府庁舎で経済閣僚会議を主宰し、「来年2月までに4大部門改革の基本枠組みを完成させた後、これを基本に恒常的なな構造改革体制を定着させる」と述べた。

また、「政府や企業が、外国為替危機克服を経済的な成功だと錯覚し、気を緩めたという面もある」と指摘し、「経済チームは国民の苦しみを正しく認識し、4大改革推進過程で表れた問題点が何であるのかを反省しつつ、経済対策を立てなければならない」と述べた。

会議では李漢東(イ・ハンドン)国務総理と陳稔(チン・ニョム)財政経済相をはじめとする経済分野の閣僚、張永迵(チャン・ヨンチョル)労使政委員長、国民経済諮問委員会と経済5団体長など、36名が参席した。