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陳稔長官、優良銀行追加合併を示唆

Posted January. 02, 2001 19:07,   

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政府は、不良債券や信用等級がBB級以下の投機等級債券が円滑に取引されるよう、ジャンク・ボンド市場を育成することにした。また、国民銀行および住宅銀行の合併に引き続き、他の優良銀行の追加的な合併も誘導する方針だ。

財政経済省の陳稔(チン・ニョム)長官は2日(火曜日)、汝矣島(ヨイド)の証券取引所で行われた証券市場開場式に参加し、このような内容が盛られた資本市場システム改編法案を発表した。陳長官は、「低迷が続く債権市場を正常化することが何よりも重要だ」とし、「債権市場が資金仲介機能を取り戻すことができるようジャンク・ボンド市場を集中して育成していく方針だ」とした。

財政経済省は、昨年、不良債券を消化する方案として設けたCBO(資産担保保証権)とハイイルドファンドが今年のはじめにどちらとも満期を迎えることから、これに編入されたジャンクボンドを再び買い入れることができるジャンク・ボンド市場を造成するとのこと。

陳長官はこの日、果川(クァチョン)の政府庁舎で行った記者会見で、「企業金融部門に主力する銀行に対する構造調整が不十分」だとし、「近く、これらの銀行に変化が見られるだろう」と述べた。これは国民住宅銀行の合併に引き続き、他の優良銀行の追加合併を示唆する。同長官は、「直接的な株式市場浮揚策を使わずに、投資心理を安定させシステムを復元する方向へと資本市場政策を実施して行く」と付け加えた。



チェ・ヨンへ(崔永海)記者 moneychoi@donga.com