韓国銀行は2日、今年の消費者物価上昇率を3.0±1%台に抑える計画だと発表した。
この数値は昨年設定した2.5±1%より0.5%ポイント、昨年の消費者物価上昇率2.3%よりも高いもので、今年韓国経済に相当な影響を与えるものと見込まれる。
韓国銀行の林宙煥(イム・ジュファン)物価分析チーム長は「政府と今年の物価安定目標を協議した結果、農産物と石油分野を除外した消費者物価指数を3.0±1%に決定した」と述べた。
林チーム長は「物価は昨年の下半期に大幅に値上がりした国際的な原油価格の影響から、今年の上半期は上昇を見せた後、下半期から安定する見通しだ」と予想し、「医療保険費など公共料金の値上がりが予想され不透明であり、変動幅を上下1%ポイントで決めた」と説明した。