東亜日報社、ハンギョレ新聞相手に3億ウォン損害賠償訴訟

東亜日報社は「去年の11月に発行された時事週刊誌『ハンギョレ21』に掲載された言論関連の特集記事で、事実の確認を一切せずままに偽りの記事を報道した事により、本社の名誉が傷つけられた」とし、昨年の12月30日、ハンギョレ21を発行したハンギョレ新聞社を相手取り、訂正報道および3億ウォンの損害賠償請求訴訟をソウル地方裁判所に申し立てた。

東亜日報社は訴状で、「ハンギョレ21は『東亜日報が政権に忠正路(チュンジョンロ)社屋買い入れなどの民願(国民の望みや請願)を要求したものの、それが拒絶されたため、意図的に政府を批判する記事を掲載した』と報道したが、これらの民願関連の事例は事実とは程遠い話しであり、東亜日報の該当記事は正常な制作過程を経て報道されたものだ」と指摘した。

東亜日報社はこれに先立ち、ハンギョレ21の報道に対し、言論仲裁委員会に訂正報道を請求したが物別れとなった。