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旧ソ連医大出身女性が売春行為

Posted January. 07, 2001 19:02,   

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7日(日曜日)午前、大田(テジョン)北部警察署事務室には、旧ソ連から来た170㎝以上の美女5人が、夜通しの調査のせいか憔悴した様子で泣いていた。

「一日2〜3回ずつ一ヶ月以上体を売ったのに、お金は一銭ももらえなかった」。

キルギスタンの某医科大学(6年制)で泌尿器学を専攻した後、1年間インターン生活をしていたが一晩で売春婦に転落したエレナさん(29・仮名)。

彼女は昨年11月に‘韓国就業女性募集’という現地の新聞広告を見て電話したところ「月1000ドルを保障する」という言葉に引かれ、同じ病院に勤務していた後輩・ルディノさん(24・仮名)と共に韓国行きの飛行機に飛び乗った。経済事情の悪化でインターンの給料を一銭ももらえなかったため、韓国に行けば貧しさから抜け出せるという期待に胸を膨らませた。

彼女たちは昨年の11月29日、現地で募集された他の女性3人と共に金浦(キンポ)空港に倒着してすぐに

李氏(36・タクシー運転手・大田(デジョン)西区カジャン洞)ら3人によってすぐに大田に護送され、中区モクトンにある13坪のアパートに収用された。

医師、大学生、幼稚園教師など高学歴の彼女たちは、ダンサーとして働くという約束とは違い、初日の夜から大田市内の宿泊施設に乗用車で連れて行かれて売春を強要された。食事はパンのみで、運が良ければゆで卵を口にすることができた。

「約束と違うじゃないか」「一ヶ月後には金をくれるといったじゃないか」と強く抗議もしたが、パスポートと飛行機のチケットを取り上げられた状態ではなす術がなかった。しかも「俺達は韓国のマフィアだ。ロシアと同じように警察とつながっている。通報しても意味はないぞ」と脅迫され、恐ろしさに震えながら言われるままにするしかなかった。

警察は募集したブローカー(手配中)に1万5000ドルを払って彼女らを引き取って売春を強要し、売春代2700万ウォンを着服した李氏を拘束し、その仲間2人と売春相手の文氏(39・弁理士)を不拘束立件した。

5人の女性は、法務省出入国管理事務所に引き渡されて強制送還を待っている。