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クリントン任期中にミサイル交渉妥結の兆し

クリントン任期中にミサイル交渉妥結の兆し

Posted January. 08, 2001 12:21,   

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韓国と米国は昨年末、妥結された韓米駐屯軍地位協定(SOFA)の改正交渉とともに両国間の2大の安保懸案である韓米ミサイル交渉をビル・クリントン米大統領の任期が終わる今月20日までに妥結することで合意したことが7日、分かった。

政府高位関係筋は、「SOFA改正案においての公式署名手続きのため、6日から米国を訪問している宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商省の北米局長が今週中に米国務部のロバート・アインホン非拡散担当次官補などに会い、韓国のミサイル射程の延長問題を巡って最終的に協議する。 両国は交渉結果を今月中旬頃に公式発表する計画だ」と述べた。

同関係筋は、「昨年10月、ワシントン協議で実務者レベルの意見では大方詰められたが、最終的な妥結までには至らなかった」とし、「両国は、SOFA同様、ミサイル交渉もクリントン米大統領の任期中に解決するとの意見で一致した」と話した。

ミサイル交渉が妥結されれば韓国は、▽射程300キロ、搭載重量500キロ以上のミサイル開発・生産・配置でき▽射程500キロまでのミサイルの研究開発(R&D)が可能となり▽民需の宇宙ロケット開発は距離と搭載重量の制限が解除される。これと共に韓国が射程180キロ以上のミサイル開発することを阻止してきた‘韓米ミサイル覚書’は廃止となる。