ネット競売会社オークション、イーベイに売却

国内最大手のインターネット競売会社であるオークション（www.auction.co.kr）が、世界最大手であるインターネット競売企業のイーベイ（www.ebay.com）に売却された。

オークションとイーベイは８日（月）、ソウルのウェスティン朝鮮ホテルで共同記者会見を開き、「イーベイが、權聲文（クォン・ソンムン）KTBネットワーク社長、未来と人間、KTBネットワークなど、オークションの３大株主から持分の50％＋10株を買収する合意案にサインした」と発表した。

買収額は株当り２万4000ウォンであり、イーベイは総買収額1505億9508万ウォンを現金で支払うことにした。

これにより、オークションの経営権はイーベイが保有することになるが、経営陣とサービス内容、ブランドなどには大きな変化はない見通しだ。イーベイのバニック国際担当首席副社長は、「現在、オークション経営陣の能力を高く評価しており、オークションのビジョンにも共感する部分が多い」と述べた｡

今回の売却は、国内インターネット企業の大規模な外資誘致という点と、業界第１位である韓国企業の韓国人経営権損失という点で明暗が分かれた。