民主党総裁の金大中(キム・デジュン・DJ)大統領と自由民主連合(自民聯)金鍾泌(キム・ジョンピル・JP)名誉総裁は、8日、経済の更なる跳躍と民生の安定などのため、民主党と自民聯が国政運営の全般に対して協力することに合意した。
金大統領と金名誉総裁は、同日、青瓦台(チョンワデ・大統領官邸)で、夫婦同伴による晩餐会同後、このようなDJP共助体制の復元を公式宣言し、両党の緊密なる共助協力のため、二人は月1回、定期的に会同を開く他、必要ならば随時会同する事にするなど、3項目で合意に詰められた。さらに、二人はできる限り早いうちに民主党と自民聯による国政協議会と党政政策調整会議などを再可動することにした。二人が公式的な合意文を 発表したのは1997年11月、大統領選挙の候補単一化合意文の発表以来、今回が初めてだ。
金大統領と金名誉総裁は合意文で、「経済の更なる跳躍と民生の安定、法律と秩序が尊重される社会建設をめざし、国民の政府を共に出帆させた当時の初心に戻り、国政全般に対して協力し、共同で努力していくことにした」と明らかにした。
さらに、二人は安企部(安全企画部・現国家情報院)資金の選挙資金流入事件と関連して「聖域なしで最後まですべての真相を突き止めていく」ことに意見を共にしたと伝えられた。
晩餐会後、金大統領は「すべてがうまくいった」と話し、金名誉総裁は「共助を任期末まで続け、有終の美を全うすることにした」と朴ジュンヨン大統領広報首席秘書官により伝えられた。