20年ぶりとなった突然の大雪はひとまず修まったものの、その余波で引き続き8日にも全国的に交通の乱れが発生した。
市民らはこの日午前、凍った道のために‘出勤戦争’を強いられ、全国の主要高速道路もひどい渋滞となった。また、国内外の航空便も運航中止もしくは遅延運航された。
中央災害対策本部によると、8日午後現在の人命被害は5名(死亡1、行方不明4名)、財産被害684億4800万ウォンであると集計された。また住宅1棟、家畜小屋499ヶ所、ビニールハウス859haが壊れ、家畜29万匹が死んだ。
警察庁の集計によると、全国で大雪によるスリップ交通事故が231件発生し、10名が死亡、278名が負傷した。
一方、9日にもソウル、京畿(キョンギ)、江原(カンウォン)などの中部地方に1〜5cmの雪が降るものと予測され、交通の大きな乱れは当分の間続くものと見られる。