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検察、姜議員を強制拘束

Posted January. 10, 2001 19:13,   

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安企部(国家安全企画部:現国家情報院)予算が、総選挙資金として不正に流用された事件を捜査中の最高検察庁中央捜査部(金大雄《キム・デウン》検事長)は、「去る96年の4.11総選挙及び95年の地方選挙当時、安企部選挙資金を受け取った大部分の候補者らの他人名義個人口座に、この資金が入金されていた事実を確認した」と10日(水)明らかにした。検察は特に、安企部選挙資金が総選挙当時、新韓国党事務総長である姜三載(カン・サムジェ)議員の個人口座から候補者らの他人名義口座に入金される過程で、姜議員以外にも新韓国党の指導部の一部が党レベルで関与したという情報を入手、集中的に捜査を進めている。

検察はこの日午前10時、召喚通報を受けた姜議員の自主出頭が難しくなったことにより、追加召喚の通報なく逮捕令状の発布を受け、強制拘束することにした。検察はまた、総選当時4億ウォン以上の巨額資金を受け取った候補者37名と、選挙資金を個人的に流用した容疑がかけられている約10名の候補者ら、合わせて約50名に対する一括召喚日程を準備、近いうちに召喚状を発布し個別に通報することにした。

検察は、1千200億ウォンに及ぶ安企部資金が、金己燮(キム・キソプ)前安企部運営次長と姜議員の共謀のみで計画・実行されたと見るのは難しいと判断、調査対象を大幅に拡げる方針にしたと伝えられた。