Go to contents

欧州ー韓国共同で北朝鮮進出も:ルンドベリー大使

欧州ー韓国共同で北朝鮮進出も:ルンドベリー大使

Posted January. 10, 2001 12:33,   

한국어

スウェーデンが1月から6月までの半年間、欧州連合(EU)巡回議長国(rotating presidency)を務めることとなった。Amb・ブー・ルンドベリー駐韓スウェーデン大使は9日、記者会見を開き、スウェーデンがEU議長国として推進すべき事柄について説明した。

「これは3E政策と言えます。1つはEU会員国を中部、東部欧州国家まで拡大(Enlargement)する事、2つ目は雇用(Employment)の拡大、3つ目は環境(Environment)保護です」

ルンドベリー大使は特に、雇用及び環境問題に関して「完全雇用は経済成長が後押しし、経済成長と環境問題解決は別問題ではないというのがEUの考えだ。環境問題を解決する為には、現在の技術よりも高い段階の技術が必要で、そのような技術発展過程においてはむしろ経済成長がより推進されることになる」と話した。

スウェーデンは1953年の南北停戦協定締結以後、板門店(パンムンジョム)中立国監視団として活動しており、1973年には平壌(ピョンヤン)に大使館も建設、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とは繋がりの長い国家の中の1つだ。ルンドベリー大使は私見であることを前提とし「これまで北朝鮮に進出した企業はほとんど無いが、スウェーデンなどの欧州企業が、今後韓国企業と手を結んで北朝鮮に進出することになることは大いに興味深い」と予測した。



權基太(クォン・キテ)記者 kkt@donga.com