国産牛肉と輸入牛肉の別販売、WTO協定違反

輸入牛肉と国産牛肉を区別して販売するのは、世界貿易機関(WTO)の協定違反であると、WTOの紛争解決機関（DSB）が最終判定を下した。

農林省は、11日、「販売する場所を区分する事自体は差別とはみられないが、韓国が輸入牛肉と国産牛肉を分離販売する事で、結果的には輸入牛肉の消費の減少につながり、WTO協定の内国人待遇項目を違反したものであると公式的に通報された」と発表した。

これによって、韓国は今後45日以内に訴訟を起こした米国、オーストラリアと牛肉区別販売制度の補完や廃止について交渉しなければならない

申然鐏（シン・ヨンス）記者 ysshin@donga.com