Go to contents

ショッピングの名所・東大門市場が「生き甲斐の場」に

ショッピングの名所・東大門市場が「生き甲斐の場」に

Posted January. 12, 2001 12:33,   

한국어

世界的なショッピングの名所として有名なソウルの東大門(ドンデムン)市場は、深夜も若者の活気で溢れる。卸売りと小売りが共存する‘東方商圏’と、斗山(トゥサン)タワー・プレヤタウン・ミリオレなどの大型ショッピングモールのある‘西方商圏’を両軸に、不夜城となった店舗を訪れる若いカップルの姿は朝方まで途絶えることがない。

国内の小売商と外国人の卸売商は、最新流行する商品を選ぶため一休みもせずに歩き回り、海苔巻き・うどんなどを売っている小料理店も所狭しと客が並ぶ。‘本物の名品’と‘偽物’の共存する東大門市場は、先端の流行り物を安値で買うことの出来る‘超安値の流行発信地’だ。

‘品格が良く、安値の商品’を手軽に買える東大門市場は、クォンさんが常連に上げる祝日プレゼントの‘補給路’でもある。

▽東大門市場の変身ぶり

1905年、‘広場市場’として出発した東大門市場は、いつも南大門市場の威勢に押されていた。それが、90年代の中盤、南大門商圏の2倍規模に成長し、現在は26商店街に2万9000余りの店舗を抱えている。単独衣類ブランドや既製服の輸出量も10億ドルに達しており、‘ファッションデザイン・バレー’と呼ばれている。

流行商品のスピーディーな‘新陳代謝’と大型ショッピングモールなどで象徴される東大門商圏は、今やソウル市内の最大商圏として浮上した。

南大門・新村(シンチョン)・鐘路(チョンロ)・地下鉄2号線の江南(カンナム)駅などと共に、ソウル市内の5代商圏に属し、他の商圏をリードしている。

▽多種多様な見物

トゥサンタワーなどの大型ショッピングモールの並ぶ‘西方商圏’に足を運ぶ主な年齢層は10・20代で全体顧客の70%以上を占めている。

若者世代のために、夜9・10時を過ぎると、トゥサンタワー・ミリオレなどの野外公演場ではアンダーグラウンド歌手の公演がよくある。即席クイズ大会やダンスパーティーなども行なわれ、若者の熱気が常に‘街頭’で発散されている。

最近は、ショッピングモール内に超大型映画館・スカッシュ・ヘルスクラブなどのスポーツセンター、大型ゲームランドなど、青少年向きの空間が続々と出来つつある。