国会ハンビット銀行不正融資疑惑事件国政調査特別委員会は15日、朴智元(パク・チウォン)文化観光省前大臣と、信用保証基金の前永東(ヨンドン)支店長李運永(イ・ウンヨン)氏ら、証人と参考人25名を出席させて証人喚問を行う。
この日の聴聞会では、朴前大臣と李前支店長に対する対質訊問が行なわれる予定だ。
これに先立ち13日の証人喚問で、都鍾泰(ト・ジョンテ)ハンビット銀行前本店検査室長は、「昨年の1月19日、李燭鎏(イ・チュクヨプ)監事に李洙吉(イ・スギル)副頭取の頼みだとして、冠岳(カナク)支店を問題化しないように言われた」と述べ、「李副頭取と李監事が冠岳支店に対する監査中断を指示した」と証言した。
しかし李副頭取と李監事は、都氏にそのような指示をした事実はないと相反する証言を行なった。
また、申昌燮(シン・チャンソブ)ハンビット銀行前冠岳支店長は、昨年の8月13日、本店の監査チームに不正融資の事実が摘発された際、アークワールドに対する融資を担当した鉠太日(チョ・テイル)代理が、「黒幕だといわれる方を信じて融資した」という証言をしようとしていたが、やっとの思いでそれを引き留めたと主張した。
金正勳(キム・ジョンフン)記者 jnghn@donga.com