政府は17日(水)に、最近妥結した韓米ミサイル交渉の結果を基に、射程距離300㎞、弾頭重量500㎞以内の軍事用ミサイルを開発、生産、配置し、射程距離300㎞以上の軍事用ミサイルの研究にも着手するという内容の“ミサイル開発政策宣言”を発表する予定であると、15日(月)伝えられた。
政府関係者は、「このような政策は△韓国の安保需要に適正△周辺諸国の安全と平和を考慮△世界的な非拡散政策の主旨を尊重する範囲内である」とし、「政府は早い時期に、国際規範のミサイル技術統制体制(MTCR)にも加入するであろう」と語った。
政府は今回の宣言を通じて、民間用ロケットを射程距離、搭載重量に制限なく開発する一方で、弾頭重量を厳格に制限する範囲内で、射程距離の制限のないクルーズ(巡航)ミサイルと、無人偵察機などの開発も推進するという方針を明らかにするものと伝えられた。
また政府は、このような政策宣言を発表した後、局長級以上の政府関係者が署名した書簡形式の文書を通して、米国側にこれを通知する方針であると伝えられている。