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北朝鮮の咸興、清津などで住民暴動が勃発

北朝鮮の咸興、清津などで住民暴動が勃発

Posted January. 16, 2001 18:18,   

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の清津(チョンジン)と咸興(ハムフン)などで、現地住民らが暴動を起こしたが軍によって鎮圧されるという事件があったことが、ドイツの時事週刊誌‘シュピゲール’の最新号で明らかになった。

シュピゲールは99年8月以降、北朝鮮で救護活動を行っているドイツ人医師、ノアベルト・ポロチェンさんの話を引用して次のように伝えている。

「ポロチェンさんは、『暴動を目撃した在北朝鮮のフランス人医師らからこのような事実を耳にした』と語ったが、いつこのような事件が起こったかについては明らかにしなかった。彼はまた、『平壌(ピョンヤン)の朝鮮労働党の高位幹部は贅沢に暮らしている反面、一般庶民と子供たちは栄養失調状態にあり、病院は電気と水が止まり、ほとんどの工場が稼動をストップしている』と話している」。

ポロチェンさんは、北朝鮮の火傷患者に自らの皮膚を移植した事で北朝鮮当局から親善勲章を受けた事もある。北朝鮮を批判したという理由で国外退去の宣告を受けた事もあるが、ドイツ政府の抗議で国外退去命令が解かれている。