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検察、李源宗前政務首席連行

Posted January. 19, 2001 17:38,   

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旧安全企画部(安企部・現国家情報院)予算の不正支援事件を捜査中の大検中央捜査部は96年4・11総選挙当時、青瓦台(チョンワデ・大統領官邸)の政務首席だった李源宗(イ・ウォンジョン)氏を19日の正午12時頃連行、安企部の選挙資金の助成及び割り当てに関連していたかどうかを取り調べた。

検察はこの日、イ前首席をソウル市内の一角で任意同行により連行した。

検察は容疑の内容が事実と明らかになった場合、イ前首席を司法処理する方針だが、今のところ、調査結果からして権寧海(クォン・ヨンへ)前安企部長と同じく帰宅する可能性が高い。

来る22日に予定されている金己燮(キム・キソップ)前安企部運営次長の起訴を控え、権前安企部長に引き続き、前首席の連行、取り調べにより、今回の検察捜査が事実上、最終局面を迎えているという予測が出されている。

検察は1千億ウォン以上の旧安企部の選挙資金が当時の新韓国党と民自党へ渡されたという事実から照らし合わせ、イ前首席が選挙資金助成および配分の事実を事前に知っていた可能性が高いと見て、今まで取り集めた資料と関連者の陳述をもとにイ前首席を取り調べた。

検察は特にイ前首席が4・11総選挙直前に、新韓国党の事務総長兼選対本部長であった姜三載(カン・サンジェ)議員と3〜4度にわたって接触したという関連者の陳述により、具体的な経緯と対話の内容を調査した。