今年、仁川(インチョン)〜木浦(モッポ)間の西海岸高速道路と大田(テジョン)〜晋州(チンジュ)間高速道路全区間が開通する。
原州(ウオンジュ)〜江陵(カンヌン)間の嶺東(ヨンドン)高速道路の往復4車線拡張工事と大関嶺(デカンリョン)トンネル工事等も今年中に終わり、東西と南北を結ぶ交通網が大幅に拡充される。東北アジアの交通と物流の中心として注目される仁川国際空港は3月29日に開港する。
金允起(キム・ユンギ)建設交通省長官は20日、金大中(キム・デジュン)大統領にこの様な内容を骨子とした今年の業務計画を報告した。
業務報告によると仁川から唐津(タンジン)までつながっている西海岸高速道路は、9月に群山(グンサン)、年末には木浦までの全区間が開通する。春川(チュンチョン)〜大邱(テグ)間往復4車線中央高速道路は、9月に原州〜洪川(ホンチョン)区間、年末には全区間が開通する。中部高速道路は河南(ハナム)〜戸法(ホボップ)区間の8車線拡張工事も今年完了する。大田〜晋州間高速道路も今年完工し、京釜(キョンブ)と湖南(ホナム)高速道路の通行量分散と南海岸に至る所要時間が大きく短縮される見通しだ。
建設交通省は、総延長450kmの現在の高速道路新設拡張工事が今年中に終われば、京釜高速道路を含む高速道路の通行量が1日26万台から45万台に増加し、来年からは正月やお盆(秋夕・チュソク)の帰省混雑が緩和されるものと予想している。
仁川国際空港に短時間で行けるようにするために、今年中に空港鉄道と第2連陸橋の工事が始まり、空港とソウル、水原(スウォン)等、19の主要都市間には路線バスが運行される。また空港周辺地域には国際業務地域と関税自由地域を指定してハブ空港としての機能を強化する計画である。