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北の変化に緻密な対策を:金大統領

Posted January. 22, 2001 16:27,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は22日(月)、「南北関係が今までは個別に展開してきたが、今後は全面的且つ幅広い次元で拡大するものと思われる」と述べ、「今までが小売りだとしたら、これからは卸売りに変わるだろうと語った。

金大統領はこの日、閣議を主宰してこのように語り、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が過去のウリ(我々)式社会主義から改革、開放へと相当な水準の変化を模索しているものと見られるだけに、これに備えた緻密で徹底した対策を立てるように指示した。

金大統領はまた、米国のブッシュ新政権での対北和解協力政策の基本は変化がないだろうと述べた。しかし実施方法に対しては意見交換が必要になると思われるため、今後米国との政策調整を積極的にそして慎重に推進するようにと指示した。

金大統領は、特に北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記のソウル訪問に関連して、「今回の訪問では、何をどうするのかについて充分な事前協議が行なわれ、国民と世界が納得できるように準備しなければならない」と強調した。

金大統領は引き続き、「今年一年の北朝鮮の変化にうまく対応し、輝かしい民族の未来を切り拓けるか否かについては、我々の力量にかかっている」とし、「対北朝鮮政策は、すべてのことを国民と相談し、世論を汲み入れて処理して行かなければならない」と語った。