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北朝鮮、ゲリラ交信用の乱数表短波放送を中断

北朝鮮、ゲリラ交信用の乱数表短波放送を中断

Posted January. 25, 2001 18:48,   

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北朝鮮が昨年、DMZ(非武装地帯・休戦線)の一帯で韓国に対する誹謗放送を中断したことに続き、最近、去る半世紀の間、韓国へ向かわせたゲリラとの交信用として使用してきた乱数表の短波放送も中断したことが明らかになった。

政府当局者は25日、北朝鮮が乱数表の短波放送を昨年12月初旬から中断したものと見られるとし、その背景の把握に勤しんでいるとしている。

乱数表放送とは、北朝鮮がほぼ毎日のように午前零時頃、短波放送を通じて5桁の数字、例えば36541、45872、23124などのような数字(一種の暗号)を一定のルールに基づいて流したものであり、韓国に侵入したゲリラはこの数字に基づいて北朝鮮の指示を把握してきた。

政府は、北朝鮮の乱数表放送の中断を南北間の和解・協力基調による宥和策の一貫として受け止めているが、新たな通信手段の発展によって、北朝鮮が相手によく露出される危険の高い古い乱数表放送を放棄した可能性もあるとしている。



河泰元(ハ・テウォン)記者 scooop@donga.com