Go to contents

今年の賃金引き上げ率6.7%の見通し

Posted January. 28, 2001 17:47,   

한국어

各企業の今年の賃金引き上げ率が、昨年よりも大きく鈍化するという報告が出された。

韓国労働研究院は2000年の第4−四半期労働動向分析で、今年の全産業の賃金引き上げ率が6.7%に留まると見通した。

これは昨年の第3−四半期までの平均賃金引き上げ率8.8%と99年度の賃金引き上げ率12.1%に比べ、大きく鈍化した数値だ。

李時均(イ・シギュン)研究員は、「これからも内需不振と不安定な金融状態は続くため、景気は今後も悪化することが予想され、賃金引き上げ率は鈍化するだろう」とし、「悪材が影響して経済成長率が5%未満になれば、賃金引き上げ率も5%台に下落する可能性がある」と付け加えた。

産業別賃金引き上げ率は、個人サービス業が8.7%、運輸・倉庫・通信業が7.9%、金融および保険業が7.4%、製造業が7.1%などと見通されており、建設業(4.2%)、鉱業(1.9%)などは他の産業よりも大きく鈍化すると予想されている。