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戦闘機ミサイル誤射弾事故発生

Posted January. 29, 2001 17:35,   

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29日(月)午前10時50分頃、全羅北(チョルラブク)道群山(クンサン)基地を離陸した空軍戦闘機ミサイルが、誤射弾事故を起こした。軍当局者は周辺地域を対象に被害の有無を調査中である。

合同参謀本部によると、この日永宗(ヨンジョン)島の上空を哨戒飛行のために群山基地を離陸したF5E機が、離陸直後70m上空からランディングギア(車輪)を畳む過程で、左翼のサイドワインダー(AIM9N)対空ミサイルを誤って発射し、西海(ソヘ)海上に飛んでいったということである。

合同参謀本部は「誤発したミサイルは、赤外線の探知目標がなければ墜落するか、発射40秒後に自動的に空中爆発するようになっており、29日午後現在これといった被害はないものと見られ、問題の戦闘機もすぐに基地に帰還した」と明らかにした。

合同参謀本部関係者は事故原因について「ミサイルを発射するには、位置選定→遮断回路解除→装填→発射の4段階の操作をしなければならず、操縦士の失敗はほとんど考えられない」とし、「ランディングギアを上げる瞬間、発射したものと見て、ミサイル発射装置と関連のある回路に異常があったものと見られる」と語った。

この日誤発したミサイルは、敵機のエンジンから出る赤外線により追撃する射程距離4.5㎞の短距離ミサイルで、9㎏の弾頭が小さい破片に砕けながら半径10mに被害を与えることができる。

群山基地は離陸方向が海側であり、4㎞北方に干潟がある。