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コール金利の引き下げも:韓銀総裁

Posted January. 29, 2001 16:53,   

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全哲煥(チョン・チョルファン)韓国銀行総裁は29日(月)、「通貨政策の優先順位を物価安定に置き、景気と金融市場などを総合的に勘案して、コール金利を伸縮的に運営する」と明らかにした。

金融界はこれを、来る2月8日に開かれる金融通貨委員会で、現在年5.25%のコール金利の引き下げもあり得ることを示唆したものと分析している。コール金利は、金融機関などが一日の短期資金を貸し借りするコール市場で形成される金利で、韓国銀行が通貨政策の運営目標にしている。

全総裁は「物価安定と景気鈍化防止のために、政策運営の妙を最大限発揮する」とし、「企業が資金難に陥らないように、通貨を弾力的に供給するものである」と語った。

去る1月11日に開かれた金融通貨委員会では、景気浮揚のための金利引き下げが望ましいという政府の希望にも関わらず、金通委はウォン対米ドルの為替レートが不安定な時に、金利を引き下げるのは物価不安を招くとし、金利の現水準を維持した。