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「太陽政策」 用語使用自重せよ:アーミテージ

「太陽政策」 用語使用自重せよ:アーミテージ

Posted January. 29, 2001 11:38,   

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米国務省のリチャード・アーミテージ副長官内定者は、「太陽政策」という用語の使用中止を韓国政府に要請し、3月頃と予想されるキム・デジュン(金大中)大統領の訪米を国賓訪問ではなく、実務訪問にするよう提案した事が明らかになった。

アーミテージ内定者は、19日(米国時間)午前ワシントンのコートヤードホテルで、訪米中の与党・新千年民主党のハン・ファガップ(韓和甲)最高議員に会い、「『太陽政策』という単語はなるべく使ってほしくない」と述べ、「その旨をキム大統領に伝えてほしい」と話したと、一堂に会したコリョ(高麗)大学のハム・ソンドゥック(咸成得、大統領学)教授は話した。

「太陽政策」という単語については、これまでも一部の朝鮮半島専門家らが個人的に「その適切さ」について問題提起をした事があるが、ブッシュ政府において朝鮮半島問題を総括する事になる当事者が公式的に使用中断を求めてきた事から今後、論議が予想される。

さらにアーミテージ内定者は、「キム大統領とブッシュ大統領の首脳会談はなるべく早期に行いたい」というハン議員の提案について、「私たちもキム・ジョンイル(金正日)総書記のソウル訪問前に韓米首脳会談の開催を希望しており、そのためには『実務訪問』の形が望ましい」と話したと言う。

ハン最高委員はこのような内容をキム大統領に報告したと言う。

ハム教授の話によると、アーミテージ内定者は、「キム・デジュン政府がこれまで南北関係に政権の運命を賭けているだけに、(太陽政策が)失敗に終わった場合の負担も大きい。そのため、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のキム総書記の意志に左右される側面もあり、これは日本や米国にも影響する」と発言したと言う。

アーミテージ内定者は、「ブッシュ政府は、キム総書記を反対しているわけではないが、韓日米の3国が、対朝関係において『より優位』に立つことを希望している。そのためには北朝鮮との相互主義が必要であり、北朝鮮から『ポジティブな反応』が示されなければならない」と話した。