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来年から少額診療費本人負担制施行

Posted January. 31, 2001 17:42,   

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早ければ来年から、一定金額以下の診療費は医療保険を適用せずに患者がすべて負担する「少額診療費本人負担制」が施行される。

また、医療保険料の一部を利用して加入者別医療貯蓄口座に積立てた後、風邪などの軽い疾患に対する診療費はこの口座から支給し、積立額が残れば返還する医療貯蓄制度(MSA)が導入される。

崔善政(チェ・ソンジョン)保健福祉相は31日、青瓦台(チョンワデ・大統領官邸)で金大中(キム・デジュン)大統領に今年度の業務計画を報告し、慢性赤字に悩まされている医療保険財政を安定させるために、このような制度の導入を積極的に検討していくと語った。

これは軽い疾病で病医院を必要以上に利用する慣行を防ぎ、医療費の支出を減らした後、残った保険金を活用して、癌や慢性疾患等に対する保険の恩恵を増やそうというのがその趣旨であるが、少額診療費支出に負担を感じる低所得層住民や老人層の反発が予想される。

少額診療費の本人負担制の具体的な計画は、今年公聴会等を経て確定する予定だが、低所得者層の負担を減らすために、とりあえず医大や総合病院などの医療機関でのみ施行する方針だと保健福祉省は発表した。少額診療費は1万〜3万ウォンの範囲で決定される可能性が高い。