Go to contents

[光化門にて] ャEルのファッション・ローカリズム

[光化門にて] ャEルのファッション・ローカリズム

Posted February. 02, 2001 21:27,   

한국어

ャEルの新たなる繁華街・江南(カンナム)地域と旧市街地・江北(カンブク)地域でのファッション感覚は多少異なる。また、同じ江南と江北内でも繁華街ごとに微妙な差が見られる。そのうえ、好きなタイプの芸柏lもさまざまである。

まずは江南地域。筆者の観察と、女子高生、濫焇Z生、大学生を対象に取材した内容を分析したところ、「狎鴎亭(アップクジョン)派」は、セミスーツとリアル・ヒップホップのファッションが主に流行している。最近はロングスカートが流行っているが、これは「秋の童話」というテレビドラマでの女性主人公のファッションの影響が大きい。さらに女性主人公であるャ刀Eヘギョ氏が江南出身である上、高級なイメージがあったのも影響した。バーバリのセカンドバッグの他には、贅沢は避けている。正統のヒップホップ・ファッションをベンチマーキングした「リアル・ヒップホップ」の人気は海外留学生派の影響が大きい。「アップタウン」、「ドランカン・タイガー」、「CBMASS」などのヒップホップ歌手が人気だ。

「清潭洞(チョンダンドン)派」は若者もシャキッとした名品スーツに引かれている。プラダやルイ・ヴィトンのハンドバックとフェラガモの靴、金色の半透明のグッチ・ストッキング、シャネルのファシミナ、エトロのヘアーバンドは必需品。髪を染めていない自然なヘアースタイルや黒色のコッティング・ヘアースタイルが多く、派手な化粧をする人が少く、大人っぽい雰囲気だ。おねだりをすれば、ほしいものは何でも買ってくれる親の言うことを良く聞くため、「新保守派」と呼ばれている。

「大峙洞(デチドン)派」はエリート若者型。いわゆる「塾派」と呼ばれダブルコートとポロの綿ズボン、ドクターマーチンの靴に後ろが膨らんでいるルーカスバッグを手に持っている。母親と共にデパートで買い物をし、偽ブランドは軽蔑する。アガサ・ペンダントやネックレスをつけている。大峙洞出身である芸柏lは「クリックB」とこの地域の女子高校出身の「ピンクル」で、このグループの息の長い人気を博している。

「オリンピック派」は松坡(ャ塔p)区のオリンピックアパートが中核で、周辺にあるャEル五輪の際のオリンピック選手村や文井洞(ムンジョンドン)ファミリーアパートを含むファッションの総称である。男女とも、白い綿のTシャツを中に着込んで、その上にポロのニットセーターにポロの野球帽をかぶる。「ハーバード大学」や「UCLA」などの米大学名が胸元に付けたラウンドTシャツも頻繁に着ている。芸柏lでは「HOT」や「ボア」に執着している。

「江南(カンナム)駅派」は夜になると輝く。地域の特性上、年齢を騙してディスコなどに通う10代が多いことから、スーツを好んでいる。「バックダンサー風のヒップホップ」が流行っているが、これには江北から遊びにくる遠征派が多いのも一助している。ダンスミュージックなら、何でも来いの勢いだ。

「新川(シンチョン)派」は江東地域と江南地域のマイナー的なレベルだ。先が尖って幅が細長いドロシー靴を好み、マジックパーマをしたり、ムースでオールバックにしたヘアースタイルを好む。 カバンは背中にフィットさせてからしょる。MCMカバンに毛類で作ったような「ハンティングカップ」が流行っている。「江南駅派」と「新川派」は「凡江北圏」に含まれている。

ファッションの地方自治時代。ファッションのローカリズムは、「文明の共存」を呈しているが、他の地域のファッションを「旧態依然型」または「ヤンキー」と呼んでおり、無視したり、排斥するなど「文明の衝突」も見られる。衣類業界は該当地域出身の人気芸柏lを把握してその芸柏lのファッションをデザインに利用する戦略を駆使する。子供を持った親の「教育的な関心」も、わが子供はどの類型であるのかに合わせ変わってくる。

大人の世界では「新年正月の民心」がそれほど好ましくない。選挙で選ばれた「国会議員」が、連立与党を実現させるため、党を移籍したことで、嶺南地域(ヨンナム・韓国の東南部)と湖南地域(ホナム・韓国西南部)の葛藤がますます激しくなり、それぞれが「信じられない」「その可柏ォもありうる」とし、意見が対立している。大学入学試験制度も階層間での対立が続いており、なかなか落ち着かない様相を呈している。

最近、ダボスフォーラムで世界化と新自由主義を論じた際、世界各国から集まった非政府機関(NGO)は、それぞれが全く異なった意見を出していた。狭い江南圏でも核分裂が行われている。まして世界の利害関係は言うまでもないだろう。



洪昊杓(ホン・ホピョ)記者 hphong@donga.com