政府は、たばこ税を引き上げ、たばこの価格を値上げする方案を検討することにした。
財政経済省関係者は2日(金)、「たばこの消費を減らすため、たばこにかかる税金を引き上げ、価格を値上げする方案を検討している」とし、「関連部署である行政自治省、保健福祉省などと協議する計画だ」と明らかにした。引き上げが検討されるたばこ税は、地方税であるたばこ消費税であると伝えられた。
これは、金大中(キム・デジュン)大統領が先月31日(水)、保健福祉省の業務報告の席でたばこ税制改編を検討するように指示したことによるものだ。
財経省関係者は、「たばこ消費税自体が、特別消費税の性格を備えている上に、特別消費税が廃止の流れにあるため、特別消費税をたばこ税で補おうとする方案は適切ではない」とし、「たばこ消費税を引き上げることになる可柏ォが高い」と語った。
財経省は、税金引き上げによる世論の反発を考慮し、税金増額分に対する医療財政支援など、国民健康向上に役立つ方案を検討することにした。財経省は、たばこの税金が引き上げられた場合、たばこ消費は減少し、税収増加は大きくないだろうと見ている。