小学生が大学入試競争に余念がない。ャEルの江南（カンナム）地域を中心に流行っている先行学習熱風は、小学校３年、４年の学生までも、中学校の英語や数学の過程を先に勉強するように塾に駆け込ませている。親は、他の子どもに後れを取るまいと焦りをみせる。中学校の過程を終えて余裕満々で中学校に入学した子ども達は、果たして親の望み通りに優等生になれるであろうか。塾や濫焇Zの講師達は、優等生になれると答える。しかし、学校の教師や専門家は、公共教育の疲弊を懸念している。-- Ed.
「学期中より夏休みや冬休みが一層忙しくて大変でした」。このほど中学校1学年過程の英語と数学をもう一度おさらいをしましたが、最初の中間テストが肝心だと聞いて心配が先立ちました。
1日夜8時10分頃、ャEル江南地域のA学院(塾)前。カバンは勿論お弁当箱をもぶら下げて家に帰る途中だった濫焱̜w生クラスの受講生キ厶君(12・瑞草区バンポ洞A小学校6年)は、家に帰って数学の塾も受けなければならないと言った。キ厶君は、夏休みや冬休み中はずっと、午前に学習紙(家に配達される問題集)を勉強し、午後2時頃塾に行き6時間ぐらい勉強した後、夜には課外授業を受けた。
キ厶君のように補習学院(塾)、家庭教師、学習紙等を通じて、学校より先に進んで勉強をしている小学生の先行学習が加熱気味である。最近は、小学校4年の時に始め6年で中学校の全過程を終えるという学生がかなり多いという。
先行学習が盛んであるだけに、学校の授業では既に学習した内容を習うことになるため、学校の授業に興味をなくし授業中居眠りやおしゃべりをしたり、他のことをする学生が増え、小学校や中学校の授業に差し支えがあるなど、公教育の崩壊現象も加速化されている。
▽実態
先行学習が一番盛んな地域は、ャEル江南区デチ（大峙）洞とアップクジョン（狎鴎亭）洞、瑞草（ャ`ョ）区パンポ（盤浦）洞一帯。既にこの一帯の塾は休み中、午前9時〜午後6時半、学期中には午後5時半〜夜11時に受講している小学生で満員であった。塾では、外出及び早退証明書がない限り外出を認めないなど厳しく出入りを統制していた。費用は、月 約35万〜45万ウォン。
以前は、６年の時に中学校１年の過程を勉強していたが、今や小学校４年の時に中学校１年の過程を始め６年の冬休みで中学校３年の過程まで酪Kしてから中学校に入学するといった「３年先行」など、大幅に繰り上げられる傾向にある。
デチ洞B小学校５年生の担任教師であるキ厶さん(41)は、競試大会(学力競技テスト)の熱風で3, 4年も中学校過程の数学と英語を勉強している傾向にあると言い、今度の冬休みに外国へ行った 5, 6名を除けばクラスの学生が殆んど先行学習をしているようであるが、ますます学生の授業態度がわるくなるばかりであり、困っていると話した。
小学校６年生の娘がいるイさん(36・瑞草区 ジャンウォン（蠶院）洞)は、地方から数ヵ月前に転校して来たが、「娘の友だちの親は、良い塾は秘密にして教えてくれない事に驚いた」とし、「地方でも先行学習が人気ではあるがャEルは行き過ぎの感を拭えない」と不満ありげな様子だ。
ャEル学院総連合会の関係者は、「昨年、『塾禁止』は憲法違反であるという判決が出てからは課外授業をも後を絶たず、先行学習を扇っている。競争が激しくなるから国 数 英以外の科目まで教えているのが実情である」と話した。
▽問題点と代案
過熱気味の先行学習に対し専門家らは、「親が自分のお金をつぎ込んでまで公教育の崩壊を扇っている」と話し、「先行学習が度を越せば学生にも副作用が現れるはず」だと指摘している。
ャEル教育大学のある教授は、「思考力と批判力がないまま、問題を解いたり暗記に偏った速成教習は、偽物の優等生を作りあげるだけだ」と力説した。
ャEルC中学校の数学教師キ厶さんは、「先に勉強してきた子ども達は、理解力に落ち応用問題に弱い」とし、「むしろ授業に充実な学生が点数が良い場合が目立つ」と話した。
全國𨥉職員勞動組合（全教組）の政策研究局長は、「先行学習が社会的なイッシューであった日本では、塾の先行学習は、学校と塾が共に滅びる近道であるとの決議をしたくらいである」と言いながら、「教科過程をフレキシブルに運営し、評価に対する権限を教師に大幅委任し先行学習の弊害を正すべき」だとした。
金𨯁達（キム・キョンダル）記者 dal@donga.com
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