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検察、金宇中 国内隠匿財産をまず追跡

Posted February. 05, 2001 21:27,   

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デウ(大宇)グループの不正に対する検察の捜査は、キム・ウジュン(金宇中)元会長の身柄確保の遅れやキム元会長の秘密資金の追跡が難航し、捜査が長引く見通しだ。

この事件を調べている最高検察庁の中央捜査部(金大雄検事長)は、5日、キム元会長が97年以降、系列会社及び不動産などの資産の売却代金と海外からの借入金などで数兆ウォンに達する秘密資金を組成した疑いをつかみ、裁判が行われた後の没収や追徴などに備え、関係機関の協力を得て、まずは国内に隠しておいた財産を集中して探しているという。

ということで、検察はイギリスの秘密金融組織であるBFCを実質的に管理してきたデウのイ・ドンウォン元副社長とイ・サンフン元専務(逮捕)を始めとするキム元会長の側近と前現職の役員らを召喚し、キム元会長がデウグループの企業改善作業当時、担保に提出した系列会社の株式5142万株とキョンナム(慶南)コゼ(巨濟)島の林野12万9000坪(452億ウォン)など1兆3000億ウォン相当の財産以外に他にも国内に隠匿しているかどうかを調べている。

検察はデウ役員らの供述によると、キム元会長がBFCに30余りの口座を通して管理した200億ドルの場合、海外から資金運用が行われ、全体の資金取り引きの内容はキム元会長だけが知っていると言うことから、キム元会長の身柄を確保していない現状からして、「キム・ウジュン秘密資金」の使い先を究明するにはかなりの時間がかかるとされている。