インチョン(仁川)国際空港に設置されてある手荷物処理システム(BHS)が設計当時、処理容量を少なく見積もり、実際の処理量が卵z乗客の数に比べ著しく劣っていることがわかった。
BHSは、乗客が荷物を載せる時に使う装備で、処理容量が少ない場合は、手荷物が一斉に集中した時、深刻な滞りが発生するため、搭乗手続きが遅れ、航空機の出発遅延につながる可柏ォが高い。
インチョン国際空港公社のカン・ドンャbク(姜東錫)社長は、5日、「BHSの1つのラインが1時間に処理できる手荷物の量は設計上600個だったが、テスト運営した結果、ライン別に450〜550個のレベルだった」とし、「BHSの容量が航空会社が要求する水準(最大900個、日頃750個以上)はもちろん設計容量にも満たないので、増設が必要」だと話した。
カン社長はこれについて、「開港後に卵zされる滞りに備え、キムポ(金浦)空港の国際線2庁舎を当初の嵐閧謔閧Q、3ヶ月繰り上げられた5月か6月までに都心ターミナルに転換してもらえるよう、韓国空港管理公団に要請した」と説明した。さらに、「旅客ターミナルに団体乗客用BHS2つを7月末まで追加で設置し、容量不足に備える計画」だと述べた。
しかし、キムポ空港の国際線2庁舎の都心ターミナルへの転換と団体乗客用のBHSライン増設は、施設の補修とメインライン連結作業に、少なくとも6ヶ月以上がかかるものと見られるので、開港初期における一部ピークタイムの滞りは避けられない模様だ。
この上、当初設計された手荷物処理迫ヘも韓国人の旅行習性を考慮していない卓上行政だという指摘もある。
これについて、インチョン空港公社のイ・ピルウォン(李弼遠)副社長は、最近の記者懇談会で「インチョン空港のBHSは、乗客一人当り1.5個の手荷物を基準に設計された。国際民間運送協会(IATA)の基準には合っているが、普通出国する韓国人が2つ以上の手荷物を持っている事からすると、処理迫ヘに問題がある」と話した。特に夏場になると搭乗手続きが大幅遅れる可柏ォがある。
国内外の航空会社の協議体である「航空社運営委員会(AOC)」は、今年の初めからこの施設の改善を要求しているが、公社は適性レベルだと主張してきた。
ャ刀Eジンフップ記者 jinhup@donga.com