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[FOCUS]シベリア鉄道つながるだろうか

Posted February. 06, 2001 21:27,   

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韓国とロシアがシベリア横断鉄道(TSR)と朝鮮半島縦断鉄道をつなぐための「鉄道共同委員会」を告ャし、「鉄のシルクロード」事業が注目を浴びている。

延べ9208キロメートルのTSRと南北の鉄道がつながれば、物流コストダウンを基盤にした韓国とヨーロッパの活発な貿易が卵zされる。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とロシアは、鉄道利用による運輸料の収入も期待している。

こうしたメリットにより、昨年11月韓国を訪問したロシア鉄道庁の高官は、鉄道共同委員会の設立に積極的な意思を楓セしたという。

政府もキョンイ(京義)線(ャEルーシンイジュ間)の復旧事業が進められているので、TSRと南北の鉄路をつなぐ事業が難しいばかりではないと判断している。TSRは線路の幅が1520mm、韓国は1435mmと違うが、北朝鮮のラジン(羅津)とナホトカ(Nakhodka)をつなぐ鉄路の中間地点にロシア地域内に積み替えができる施設があるので、鉄道の軌道幅の違いからもたらされる問題点はないものと見なしている。

ロシアとの鉄道連結事業においてもっとも大きな変数は北朝鮮である。北朝鮮は昨年7月、ロシアのウラジミル・プーティン大統領の訪朝の際、ロシアが提案した鉄道連携案について、安保の問題などで消極的な姿勢を示したといわれているからだ。

政府はキョンイ線を通じて中国を経て、イルクーツクなど中央シベリアのTSRと結ぶ方を希望しており、鉄道路線に関しては異見が残っている。

建設交通省の関係者は、「鉄道連携による物流の量や経済的効果がまだ明らかになっていない。TSRと南北の鉄道が結ばれれば、大陸への陸路交通と物流において一大転換点を迎えるだろう」と話した。



具滋龍(グ・ジャリョン)記者 bonhong@donga.com