麻薬密輸が天文学的な数字で急増しており、搬入方法も徐々に緻密になっている。
6日、金浦(キムポ)税関によると、過去1年間に金浦空港で摘発された麻薬類は計51キロで、前年(1.2キロ)より42倍も増加した。時価は135億ウォンにもなり、99年(5億2400万ウォン)より25倍も跳ね上がった。
種類別では、大麻が45キロで最も多く、次に覚醒剤4.3キロ、アヘン1.2キロ、大麻所持0.4キロと続く。
生産国別では、南アフリカ共和国が44.3キロで最も多く、次に中国が5.728キロ、タイが1.44キロの順になっている。
密輸方法も多様化している。単純に携帯品に入れて持ち込む(4件)より、体の秘部やゲート探知機を通過できる靴の底など、探知できない所へ入れて、持ち込むケース(7件)が多い。特にかさばる大麻の場合、レンガ型に圧縮し、におい消しに粉唐辛子をふり、ラップで何重にも包み、発覚を避けるという緻密な事例もあった、と税関側は説明した。
ャ刀Eジンフプ記者 jinhup@donga.com