冬も終わりに差しかかった2月、家の中で縮こまってばかりいないで冬の海へ出掛けてみよう。
韓国観光公社は29日、2月のお勧め旅行地として、潮の香りを嗅ぎながら一足早く春を感じることのできる冬の海7ヶ所を紹介している。
観光公社観光案内チーム:(02)1330、またはインターネット(www.visitkorea.or.kr)を利用すればより詳しい案内を聞ける。
■京畿(キョンギ)金浦(キンポ)テミョン港=金浦市テゴッ面にある海岸で、海岸通りを境に江華島(カンファド)と向かい合っている。北西の季節風はまだ肌寒いが、海岸のドライブと静かな冬の港の景色を楽しむことができる。近くにあるドクポジン(鄹浦鎭)やヤクアム温泉に寄ってみるのもいいだろう。お問い合わせは : (031)980-2739まで。
■忠南ャ`ョンマリャン(舒川馬良)港=ャ`ョン軍ヶハにある海辺で、西海に向かって突き出ている村だ。風は冷たいがマリャン防波堤と椿の木の林は一見の価値あり。海岸から見渡すャ`ョンビイン湾の穏やかな風景も逸品。お問い合わせ:(041)950-4224まで。
■全北(ジョンブク)キムジェジンボン(金堤進鳳)半島コジョン村=キムジェ、ホナム(湖南)平野の穀倉地帯の乳腺と言われているマンギョン(萬頃)江とトンジン(東津)江が西海と合流する川の下流に形成された地域。クァンファル(廣活)面の地平線から見る日の出、ジンボン(進鳳)面マンヘ(望海)寺から見える日没、シムポの干潟とコジョン村の百合貝などが有名だ。お問い合わせは(063)540-3321まで。
■全南ヨングァン(霊光)ケマ港=全南西海岸の最北端地域で、景色の美しさも然る事ながら、美味しいヨングァンクルビ(イシモチ)が捕れる場所としても有名。フンノン(弘農)邑のケマ港では、チルサン(七山)海の美しい風景を観賞し、ボブャ塔|(法聖浦)では本場のヨングァンクルビを見学することができる。近くには海水浴場が有名なカマミ海岸がある。お問い合わせ:(061)350-5224まで。
■全南(ジョンナム)順天(スンチョン)ファポ=順天湾に向かって突き出ている海岸村で、すんだ海の水と多島海の島が点々と散らばっている風景が印象的だ。特に引き潮の時に海岸から見えるコフン(高興)半島、ヨス(麗水)半島の間のヨジャ(汝自)湾、広い干潟の風景は絶景を成している。お問い合わせ:(061)749-3328まで。
■慶南(キョンナム)南海カチョン村=慶南南海には景色が麗しい場所が際立っているが、特にカチョン村一帯は特に冬の景色が美しいとされている。村の前には、海とキム・マンジュン(金萬重)が島流しにされた場所といわれているノ島が見え、村の左側には南海の名山クムサン(錦山)がそびえ立つ。村付近にあるアムス岩はこの地域のもうひとつの名物だ。お問い合わせ:(055)864-3101まで。
■慶北ウルジンフポ=フポはウルジン第1の港だが、冬の海岸は静寂としている。フポ灯台に上って、江原道の山にも負けない程たくさんの雪を積もった山脈や、ウルジン海の冬の景色をゆったりと楽しんでみては。ぺクアム(白巖)温泉も付近に位置する。お問い合わせ:(054)785-6393まで。