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サイバー空間でスパイウェア横行

Posted February. 26, 2001 18:56,   

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個人情報を秘密裏に盗む「スパイウェア」が横行している。

スパイウェアというのは、使用者の名前やIPアドレス、アクセスしたウェブサイトの履歴、クリックしたバナー広告等、使用者のコンピュータの中の情報を盗んで電送するプログラムだ。

無料で配布される公開ソフトウェアに含まれ、使用者も知らない間に個人情報を盗みだし、問題になっている。存在を簡単に現わし、ワクチンで治療できるコンピュータウィルスとは違い、浸透の有無さえ把握しにくいため、ネチズンには頭の痛い問題だ。

「ゴジラ」、「キュートFTP」、「ゲットライト」等のスパイウェアを含んだソフトウェアの中には、世界的に知られた公開ソフトウェアも数多く含まれているのが実情。今年に入って発見されたスパイウェアは、アレックドットコムの「アレックサーバー」、「フリーNセーフ」のようなコンテンツ・サーチエンジンが多数を占めている。

スパイウェア情報を提供するインターネット「SISサイト(www.infoforce.qc.ca/spyware)目録には、772個のスパイウェアが載っている。公開応用プログラムの「ウェッブソルートテルネット」、「MP3プレイヤー2000」、「メールオロート」、「メディアプレイヤー」、「MP3フレンド」、「ニットFTP」、「オークションエクスプローラ」等が代表的だ。スパイウェアは、ソフトウェア開発会社がマーケティング情報調査会社と契約を結んで設置する場合が大部分だ。

韓国情報保護センター側は、「個人情報を盗む事ができるモジュールを無料ソフトウェアに添付し、これをダウンロードする時、自動的に送信するという方法で広がっている」と述べ、「有料コンテンツ利用料がとても高かったり、加入もしていないサイトに個人情報が載っていたらスパイウェアの仕業の可能性が高い」と語った。スパイウェアの検索及び除去には、米国のギブソンリサーチ(Gibson Reserarch)社が作った公開プログラム「OPTOUT」(www.grc.com/optout.htm)を活用することができる。



キム・テハン記者 freewill@donga.com