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小学生ら、慰安婦ドキュメンタリー製作

Posted February. 28, 2001 17:46,   

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小学生らが日帝時代の従軍慰安婦らと7ヶ月間、共に生活しながら自力で製作した映像ドキュメンタリーが3月1日の独立記念日を迎え、インターネットで上映され注目を集めている。

ソウルのナムソン小学校の6年生37名が製作した映像ドキュメンタリーの「従軍慰安婦らの話を聞いてみる?」と題するサイトが(株)楽しい学校のホームページ(www.njoyschool.net)に28日載せられた。この作品は(株)楽しい学校が韓国全国の小中高生を対象とする「楽しい歴史をつくる大会」に出品された196作のうち、大賞である白頭賞(教育人的資源相賞)を受賞した。

ナムソン小学校の学生らは、昨年8月から7ヶ月間にわたり、チェ・ゾンスン教師とともに在韓日本大使館の前で毎週行われる「韓国慰安婦問題対策協議会」の水曜集会に参加し、慰安婦らが住んでいる京畿・広州の「ナヌム(分かち合うという意味)の家」を訪問、1泊2日間生活したりもした。

また、教科書などを通じて生かじりに過ぎなかった慰安婦らの話を自ら調査する体験学習を通じて2時間用のドキュメンタリーに製作し、仲間らに知らせる計画。11分分量に圧縮され、インターネットで上映されるこのドキュメンタリには、水曜集会の内容と「ナヌムの家」での生活の実態、日本植民時代の蛮行などと関連する元慰安婦らの供述、こうした話を聞いて涙を流す製作に参加した少年らの様子も描いている。

学生代表のチェ・スンホ君(13)は「慰安婦事件が日本歴史教科書にありのまま記録されていない上、韓国の歴史教科書にも一部だけ紹介されたことから、慰安婦問題に関心を持つようになり、慰安婦らがこの映像ドキュメンタリーを見て、より勇気を出して堂々と生きてもらいたい」と話した。



金𨯁達(キム・キョンダル)記者 dal@donga.com