米国でスパイ罪で服役しているロバート金(韓国名:キム・チェゴン・61才)さんの釈放のため努力を重ねてきた「ロバート金釈放委員会」が14日、東京で開催される世界韓人会長総会に出席し、ロバート金の釈放を促す嘆願署名を受ける計画であることを5日明らかにした。
ロバート金釈放委(TEL;82-2-761-9898)の安若泉(アン・ヤクチョン)事務総長は「在日民団主催で開かれる「世界韓国人会長総会」に出席し、ロバート金の釈放を促す署名を受けるなど、全世界に在住する韓国人同胞に協力を呼び掛ける予定だ」と述べた。
今回の総会には、米州地域代表の100名など、220名余の在外韓国人代表らが出席する予定だ。
金大中大統領の訪米に合わせて、ワシントン韓国大使館の前で、ピケットデモを繰り広げる予定の「ロバート金米州後援会」のチャン・キボン共同代表は「近く、韓国の国会議員らに、ロバート金を釈放させるための運動への参加を柱とする協力書簡を渡し、青瓦台(大統領府)に対しても、ロバート金の釈放に対する政府の公式立場の表明を要請する書簡を送る予定だ」と明らかにした。
これと関連し、駐米韓国大使館の関係者1人は「キム大統領が、韓米首脳会談で、ロバート金問題を持ち出すかどうかは全的に大統領が判断する問題だ」と話した。
イ・ジョンフン、ハン・ギフン記者 eligius@donga.com