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国民の半数以上、慢性疾患に悩まされている:統計庁

国民の半数以上、慢性疾患に悩まされている:統計庁

Posted March. 06, 2001 18:58,   

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医療技術の発達で韓国人の平均寿命は、30年前よりも12歳以上も延びたことがわかった。しかし、100人中56人が一つ以上の慢性疾患を抱えており、国民の健康に大きな脅威になっている。統計庁は6日、このような内容を含む『統計で見る韓国の姿』という資料で韓国の経済、社会の各分野に渡って時代的特性と変化の姿を明らかにした。

この資料によると、韓国人の平均寿命は1971年の62.33歳から、1997年には74.39歳へと12歳も延びたが、男子の54%、女子の58%が一つ以上の慢性疾患に悩まされていることが明らかになった。韓国人が多く抱えている慢性疾患は、虫歯(15.8%)、皮膚病(15.4%)、関節炎(7.4%)の順だ。65歳以上の高齢者層は、関節炎(34.2%)、腰痛、座骨痛(23.1%)、高血圧(19.4%)等の疾患を抱えている。

1999年現在、死亡原因は脳血管疾患が人口10万人当たり72.9人で最も多く、心臓疾患(39.1人)、運輸事故(26.3人)の順で、90年以後、続けて1、2、3位を占めている。癌の死亡率はOECD(経済協力開発機構)会員国平均よりも低くなったが、男性の肝臓癌死亡率が人口10万人当たり31.7人で日本(38.4人)の次に高かった。また、男性の胃癌死亡率も30.3人で、日本(53.6人)、ポルトガル(35.9人)の次に高いことがわかった。

1日平均750件も発生する交通事故のために、1年に4万〜5万人が障害者になっていることはもちろん、国内総生産(GDP)の2.6%に達する、年間11兆1千億ウォンの社会的費用を費やしていることが明らかになった。



崔永海(チェ・ヨンヘ)記者 moneychoi@donga.com